【新型レジェンド】のインパネデザイのレビュー・評価
【本文】
今回新たなマイナーチェンジとなったホンダの新型レジェンド。高級車としての地位を確立することだけでなく、内装にさらに磨きをかけてワンランク上の上質感を演出しています。インパネデザインをチェックしてみると、派手な豪華さはないものの、上質な雰囲気が漂っているという印象が強いですね。
インパネ回りのデザインは飛行機のコックピットのような重厚感のある作りになっていますね。ホンダは航空機分野にも参入してホンダジェットをアピールしていますが、それに通じるかのようなデザインになっています。チープな印象は全くなくて、ゆったりくつろげるだけでなく、ドライブも楽しめそうな作りになっています。
インパネのカラーリングはブラウンを基準にしていて、木目調パネルとの相性も良くなっています。メーターは独立2眼メーターで視認性が高いのが魅力的ですね。大型アームレストに加えてシート位置を自動で調節してくれるオートリクライニング機構も標準装備しています。他のフラッグシップカーの引けを取らない魅力的なつくりです。
?
[ 記事番号:268 ]
【新型レジェンド】のインパネ周りの使い勝手
【本文】
レジェンドのインパネ回りをチェックしてみると、操作性がかなりアップしているのがよくわかりますね。計器類も取り扱いしやすいようにまとめられているので、設定も変更も慣れてしまえば楽にできるようになっています。リモートコマンダーのように操作できるのも先進的な感じがしてわくわくさせてくれる作りになっています。
インパネで特に注意を引くのがオーディオシステムです。レジェンドに採用しているオーディオはあのクレル社製の超高級オーディオ。レジェンドの室内空間にベストマッチするように厳選されたオーディオ機器が装着されているので、まるでコンサートホールにいるかのような臨場感を楽しめるのもいいですね。
ハンドルには計器類をすべて操作できるスイッチ類がまとまっています。オーディオコントロール、エアコン、さらにはナビゲーションの音声認識まで操作できるので、わざわざナビに手を触れなくても操作ができるのがいいですね。安全性も十分考えた高級感のあるステアリング作りにきっと感動すると思いますよ。
?
[ 記事番号:269 ]
【新型レジェンド】のナビは、どんなナビなの!?
【本文】
新型レジェンドに搭載されているナビもチェックしておきたいですよね。レジェンドに搭載されているナビはホンダが得意とするインターナビです。インターナビシステムというのはホンダ車とオペレーターとをつないでリアルタイムで適切な情報を配信してくれるとても便利なサービス。一度慣れてしまうと、ほかのナビは使えなくなってしまうほどの便利さです。
搭載されているナビは8インチの大型タイプ。視認性が高まりより情報をつかみやすくなりました。100ギガのハードディスクを搭載しているので、聞きたい音楽はもちろん、地図情報もより詳しく表示できるようになっています。ナビの進化は各社すごいなと思いますが、レジェンドの進化は目覚ましいものがありますね。
ナビと連動して搭載されているのがETC2.0。最新のETCを搭載することで、ナビと連動してリアルタイムで道路情報をナビゲーション上に表示してくれます。高速道路のETC2.0専用割引も利用できます。先進装備がいっぱい詰まったナビゲーションですね。
?
[ 記事番号:270 ]
【新型レジェンド】のナビの使い勝手は?
【本文】
新たにチューニングされたホンダレジェンドのナビゲーションシステムは使い勝手がさらに良くなっています。ナビゲーションの操作で不満だったのが、スマホとは違う動作をしてしまうことですよね。拡大したいときに指で画面を広げようとして地図が動いてしまい、イラっとしてしまったことはないですか?レジェンドのナビはそのようなことがないんですよね。
インターナビを利用するには携帯電話回線が必要なのですが、これを活用するとリアルタイムで道路情報が受け取れるだけでなく、よりすいている道路を案内してくれるので運転がとてもしやすくなります。渋滞多発地点を迂回して走行するなど賢い道案内が特徴的ですね。これはぜひ活用してほしいなと思います。
アップル製品をお持ちならカープレイを利用できるので、オーディオだけでなくサムネイルの表示など多彩な機能を活用できるようになっています。もしiPhoneを持っているのであれば、カープレイを試してみると面白いですよ。
?
[ 記事番号:271 ]
【新型レジェンド】の内装装備の評価
【本文】
新型レジェンドの内装で特にいいなと思うのがシートですね。フロントもリアもそうなのですが、包み込んでくれるような上質のシートになっているので、とにかくゆったりできるというのが第一印象です。高級ホテルのソファーに座ってくつろいでいるかのような感覚になるんですよね。リアに座っていたら寝てしまいそうになるほどでした。
座席にはベンチレーション機構が標準装備されているので、例えば真夏の暑い日のドライブでも快適に座れるようになっているのがいいですね。本革シートは手触りがよくて素晴らしい仕上がりなので感動してしまうほどでした。この車は運転するのもいいのですが、リアも楽しんでほしいですね。
エアコンは独立フルオートエアコンが採用されています。ナビゲーションとは別にインフォメーションディスプレイが装備されていて、エアコンの温度設定はここで管理してくれます。パネルは使いやすくなっていて、常に快適な温度を保つようにコンピューターが温度管理してくれるので、夏でも冬でも快適に過ごせるようになっています。
?
[ 記事番号:272 ]
【新型レジェンド】の内装装備の使い勝手
【本文】
新型レジェンドの内装は派手過ぎずシンプルすぎずといった印象で、ホンダの高級車の新しいコンセプトがどんなものなのかがわかるようになっていますね。例えばフロントにあるコマンダーを使うことで、オーディオ、エアコン等の操作ができるようになっています。メカが好きな人はうれしい装備だと思いますよ。
レジェンドは安全走行にも力を入れているのですが、ヘルプネットに対応しているのもいいですね。これは緊急時に警察や救急車の通報ができる装備なのですが、ボタンを押してすぐに連絡が取れるようになっているので、交通事故や万一の事態に巻き込まれた時も安心できる装備ですね。
ギアセレクターはアコードなどでも採用されているエレクトリックギアセレクターです。最初は少し戸惑いそうになるのですが、レンジの切り替えを手元のスイッチで行う先進装備ですね。シフトノブとは違う操作性ですが、慣れるとこれが使いやすくて戻れないと感じてしまうほどとても便利な装備です。
?
[ 記事番号:273 ]
【新型レジェンド】の後部座席の広さ・居住性はどうよ?
【本文】
新型レジェンドはいわゆる社有車としても想定されているので、後部座席はとにかく広いです。後ろに腰掛けてみると、足を十分に組めますし、隣とのクリアランスも十分確保されているので、圧迫感はありません。後部座席のゆとりある作りはさすがホンダを代表するフラッグシップカーだなという印象ですね。
居住性という観点から見てみると、ヘッドクリアランス、足元の広さ、シート形状すべてが見事に計算されている感じがしますね。走りだけでなく、居住性にもこだわっているので、乗る人に与える満足感はけた違いです。後方の解放感も十分確保されています。
あとは静粛性ですね。この点は後述しますがとにかく静かです。またリアベンチレーション機構も装備されているので、夏でも快適に乗車できるようになっています。日本の夏はますます熱くなっているので、このような装備はあるととても助かりますね。日差しをカットしてくれるプライバシーガラスもついています。
?
[ 記事番号:274 ]
【新型レジェンド】の後部座席の乗り心地はどうよ?
【本文】
新型レジェンドの後部座席の乗り心地は、特に静粛性にこだわったという印象が強いです。ハイブリッドタイプということも関係しているのですが、とにかくノイズを出さない工夫が随所にみられます。例えば静粛性を高めるために専用チューニングされた足回りを採用しています。ホンダ得意のダブルウィッシュボーン式サスペンションが衝撃をしっかり吸収してくれています。
ガラスも遮音性に優れた特別なガラスを採用しています。ボディの静穏性に加えてガラスも騒音をカットしてくれるので、室内でも静かに会話ができるほどの静粛性です。これなら快適に眠ることもできますし、友人や家族とのドライブもとても楽しくなるはずですね。
振動が抑えられていることに加えて、高い静粛性が確保されていることから、音楽を楽しむのに最適な空間です。クレル社製の最高級オーディオで音楽を楽しみながら快適なドライブを楽しむ、そんな優雅なドライビングが楽しめるのがホンダの新型レジェンドだと思います。
?
[ 記事番号:275 ]
【新型レジェンド】の後部座席のシートアレンジ・機能はどうよ?
【本文】
ホンダレジェンドはホンダのフラッグシップカーという位置づけですが、後部座席の完成度をチェックしてみると、他社の高級車よりも若干劣ってしまうという印象が強いですね。もし高級車にこだわるのであれば、もっと後部座席の高級感を出してほしいなと思います。ここはこれからのホンダに期待ですね。
ところで、レジェンドの後部座席にはこれといった機能は実はついていないんです。レクサスのように後部座席をリクライニングできたりすればよかったのですが、そのような機能が一切省かれてしまっています。その代わりシート形状は包み込んでくれるような作りで、ゆったり座れるようになっています
レジェンドに限ったことではありませんが、シートアレンジは高級車には期待しないほうがいいですね。シートアレンジをしたいのであればSUVを買ったほうがいいですから。トランクスルー機能もないので、とにかくゆったり座ってくつろぐソファという気持ちで乗るのがいいと思いますよ。
?
[ 記事番号:276 ]
【新型レジェンド】のラゲッジスペースの容量はどうよ?
【本文】
新型レジェンドのラゲッジスペースの容量もチェックしておきたいですね。レジェンドクラスのラグジュアリーカーに乗る方って週末はゴルフ三昧という人も多いと思います。そこで気になるのがゴルフバックの収納力ですよね。あれってかなりかさばるのでできれば楽々積めるラゲッジスペースが欲しいところです。
レジェンドのカタログをチェックしてみると、トランク容量は414リットルと大容量。標準サイズのゴルフバックなら軽く4つは収納できる計算です。開口部が大きくなっているので、ゴルフバックも楽々積み込めるのがうれしいですね。トランクリッドとの干渉もないので使い勝手の良いラゲッジスペースに仕上がっています。
トランクはフラットになっているので、荷物が傾いてしまうこともなさそうですね。トランク形状によっては荷物が積みにくいものもあるのですが、レジェンドはその点よくデザインされているなと感じました。旅行用のスーツケースも簡単に積み込めるので、旅行が楽しくなる一台に仕上がっています。
?
[ 記事番号:277 ]
【新型レジェンド】のラゲッジスペースの使い勝手・装備
【本文】
新型レジェンドのラゲッジスペースの容量はすでに解説した通りなのですが、使い勝手や装備も気になると思います。ラゲッジスペースの開口部は大きく切り抜かれた大型タイプなので、ゴルフバック、スーツケース、旅行鞄など、普段使いのものであればほとんど収納できますし、高く持ち上げずに収納できるのが良いですね。
ラゲッジスペースの装備をチェックしてみると、これもまた面白いです。ラゲッジのオープナーはオートゲート方式を採用しています。といってもセミオートでこれが使い勝手を向上させているように感じました。クローズするときはトランクのボタンを押せば自動的に閉めてくれるようになっています。
全体的に使い勝手の良いラゲッジスペースに仕上がっているという印象ですね。ロードバイクやスキー板などの長尺物の収納には向いていないので、SUVのような作りは期待しないほうがいいと思います。それでも必要な装備は十分ついていますし、収納力も高いので旅行やドライブに向いている一台です。
?
[ 記事番号:278 ]
【新型レジェンド】の収納スペースの評価
【本文】
レジェンドの収納スペースはフロント、リアともに必要な装備がついています。フロントをチェックしてみると、天井にビルトインタイプで設置しているサングラスボックス、大型のグローブボックスやセンターホルダーがついています。センターホルダーはコインなどをしまっておくのに便利ですね。
残念なのはドリンクホルダーです。これはホンダ全体に言えるのですが、アコードにしてもレジェンドにしてもドリンクホルダーが中央についています。デザイン性を重視しているのは分かるのですが、ここにあると使い勝手がほんとによくないです。エアコン吹き出し口周辺に収納式のドリンクホルダーを設置するとかもっと工夫してほしいですね。
後部座席はシートバックポケットやアームレスト内のコンソールボックスも充実しています。収納力はかなり高いので、いろいろなものを置いておくことが可能です。それぞれ蓋もついているので、目立たないようにできるのもいいですね。
?
[ 記事番号:279 ]
【新型レジェンド】の収納スペースの使い勝手はどうよ?
【本文】
収納スペースの使い勝手も気になると思います。ドリンクホルダーの使い勝手についてはレビューした通りで、ここはもっと改善してほしいなという気持ちが強いですね。2台目のプリウスみたいな形状なので、もっとデザイン性をアップして使い勝手の良いものに変えてくれるといいなと思います。
フロントセンターアームレスト内の収納スペースはいろいろなものに活用できそうですね。最近ではCDを車内に持ち込むことがなくなったので、スマートフォンの充電用ケーブルをしまうといった使い方もできるかなと思います。日常シーンで活用できるのはそのようなところでしょうか。
フロントのドアポケットは開口部が小さいのでここは使い勝手が悪いですね。いっそのことドリンクホルダーにでもしてしまえばいいのにと思ったくらいです。日常シーンで使うとしたら、おそらくクロスなどを置いておくくらいしか思い当たりません。スマホを目立たなく充電できるユーティリティボックスがあるといいなと思います。
?
[ 記事番号:280 ]
【新型レジェンド】の内装の総合評価は?
【本文】
新型レジェンドの内装をちょっぴり辛口めで評価してきましたが、結論から言うとかなり完成度の高い一台だなと思いました。おすすめポイントは運転のしやすさとシートの質感の高さですね。フロントガラスはかなり高い位置にまで切り込んであるので、視界が十分保たれています。スピードメーターが浮き上がるのもいいですよね。
ナビゲーションの使い勝手もなかなかです。ナビの案内精度は確実に良くなっています。スマホを使うから別にナビはいらないという人にも、ホンダのインターナビはお勧めしたいですね。道案内だけでなく渋滞回避などは本当に精度が高くて、一度使ったら手放せなくなってしまうほどのハイレベルな機能です。
シート表皮も高級感にあふれているのでこれもいいですね。本革シートはなめし皮をふんだんに使用して高級ソファーのような完成度の高い仕上がりになっています。手触りがいいですし、着座したときのホールド感はさすがレジェンドといえるほどの素晴らしさです。
?