内装評価
新型ホンダグレイスの内装色は黒を基調にしており、シート表皮とドア側のアームレストの色はファブリックの黒、手入れがしやすいレザー風のプライムスムースとファブリックの黒に白いステッチ、プライムスムースとファブリックの黒に青いステッチ、本皮の黒、ファブリックのアイボリーの5種類から選べます。
新型ホンダグレイスの室内長は2040mmなので、後部座席の成人男性が足を組んで座っても余裕のある広さです。
室内高は1230mmで室内幅が1430mmあり、後部座席に3人乗車しても横幅にゆとりのある居住性の高い室内です。
頭上も高く、長身の男性でも解放感があります。
坂道ではヒルスタートアシスト機能でスムーズに発進と加速をするため車内への反動も少なく、疲れにくい乗り心地です。
新型ホンダグレイスは骨格に高強度の鋼板を使用しているため凹凸の多い道路でも振動せず、静粛性が高いため車内の会話や後部座席の子供の眠りを邪魔しません。
コックピットとインパネは?
上方からの日差しを遮るハーフシェイドフロントウィンドウで、運転しやすいコックピットです。
インパネは光沢を抑えた黒色で、手触りの良い材質になっています。
ブレーキ時の車輪ロックを防ぐ電子制御制動力配分システム付4輪アンチロックブレーキシステムや、加速時などでの車輪空転を抑えるトラクションコントロールシステムで操作しやすいハンドルです。
運転席と助手席の間のアームレストは蓋を開けると収納付きのボックスになっています。
前席のセンターコンソールの後部にはリアエアコンアウトレットが装備されているため、真夏や真冬の後部座席も快適です。
後部座席の中央席には後部コンソールが格納されており、倒せば大型アームレストにもなります。
おすめのポイントは、前席のセンターコンソール後部にスマートフォンを充電できるアクセサリーソケットが装備されている点です。
充電中のスマートフォンは、助手席のシートバックポケットに格納できるようになってます。
内装装備はどうよ
新型ホンダグレイスは室内が長いので、運転席と助手席はかなり奥までシートスライドが可能です。
シートの背もたれには柔らかいウレタンを厚めに採用しているため乗り心地が良く、リクライニングで倒した時もソファのように体を支えます。
新型ホンダグレイスの快適装備は、エアコンに連動して作動するプラズマクラスター技術登載のフルオートエアコンコンディショナーです。
シート表皮に染み込んだ生活臭を脱臭し、車内の空気を浄化します。
運転席と助手席には座面と背もたれから温めるシートヒーターの採用で、真冬のドライブも快適です。
万が一の衝突時には、運転席と助手席には前方からとサイドからの2種類のエアバッグに加え強い衝撃を感知すると瞬時に巻き取るフロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトと、頚部衝撃緩和フロントシートが作動します。
後部座席にはカーテンエアバッグが装備されており、全席が安全性の高い4ドアセダンです。
後部座席はどう?
新型ホンダグレイスのラゲッジスペースには、ゴルフバッグが2つ積める広さがあります。
後部座席は右側シート、中央席と左側シート、全シート3パターンのシートアレンジができ、倒せば釣竿などの長尺物の積み込みが可能です。
スマートキーシステムでラゲッジドアの開閉は自動で行え、ガソリン車はラゲッジスペースの床下にも収納スペースが設置されています。
福祉車両モデルでは助手席が回転式の座席になっており、ステップも付いているため乗り降りのしやすさは抜群です。
後部座席へのチャイルドシートの設置もしやすいように設計されています。
新型ホンダグレイスはハイブリッド車もガソリン車も排気量は1496ccで無鉛レギュラーガソリンを使用するため環境に優しく、静かで居住性に優れた走行です。
全高はグレードにもよりますが1475mmから1500mmで、国内のほとんどの立体駐車場の高さ制限をクリアしつつ、後部座席の頭上にも広さがあります。
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