新型(現行)日産フーガの内装を徹底的にレビューします
内装評価
新型(現行)日産フーガの内装色はブラウン、ブラック、ベージュの3色あります。落ち着いたブラウンのセミアニリン本革シート。高級感たっぷりなブラックの本革シート。ブラックの本革と高級織物であるジャガードを融合させたネオソフィール。明るく柔らかな印象のスエード調トリコットダブルラッセル。そして本革のベージュ。どれもラグジュアリーな高級感を漂わせています。
素材も本革やジャガード調、スエード調など質感によっても発色の違いありますが、それぞれに高級感があり上質な居住性とステータスを感じさせます。
その上質なシートにぴったりはまる木目フィニッシャーがさらに高級感をもたらして高級家具のように落ち着いた存在感を放っています。
さらに本無垢の木に銀粉を刷り込んだ銀粉本木目フィニッシャーとセミアニリン本革シートの組み合わせはまさに日産フーガという高級車のステータスを体現した様な車の内装にふさわしい高級仕様と言ってよいでしょう。
” コックピットとインパネは? “
そしてプレミアムセダンの名のもとに精緻さと質を極めたコックピット。もちろん本革巻ステアリング&シフトノブで、流れるようなラインの中にひときわ存在感のある大型モニターはダイヤルと周辺スイッチで操作できます。
そしておすめのポイントは なんといっても大型の太いセンターコンソールです。これはフーガの特徴で、FR独特のスポーツ感を醸し出しています。もちろん様々な物が収納できるので実用性にも富んでいます。
そして今回の新型日産フーガ魅力の一つは手の凝った高級車という名にふさわしいインパネ。従来のしっとりとしたモダンな木目調をはじめ、オプションであるセミアニリン本革内装と一緒に組み合わされている「銀粉木目」。文字通りニスを塗布する前に銀の細かい粉を木目の表面に擦り込んでいます。そういった芸術ともいえる手の込んだ材質を使い木目や模様に独特のニュアンスを与えています。このように高級素材をふんだんに盛り込むことは、従来のクルマ作りが育んできた価値観というものが息づいている証拠と言えるでしょう。
” 内装装備はどうよ “
内装に組み込まれている様々な快適装備も充実しています。例えば腰の負担と疲労を少なくするために重要なランバーサポートやシートリフター、助手席パワーオットマン機構など乗車時の快適性をとことん追求した作りになっています。
助手席コントロールスイッチ(スライド、リクライニング、オットマン)も装備されていて助手席に大切な人を乗せても快適で十分なおもてなしができます。
尚、エアコンはフルオートエアコン(設定温度・吹き出し口左右独立調整機能付)、フォレストエアコン(ゆらぎ風、アロマディフューザー、湿度制御機能、プラズマクラスター搭載フルオートエアコン(肌保湿、除菌機能付)に加えてクリーンフィルターとして高性能フィルター(花粉・におい・アレルゲン対応タイプ)も装備しており、常時さわやかで清潔感のある心地よい車内を保ちます。
内装装備としてはこの上ない至れり尽くせりの高級セダンにふさわしい装備が充実しており、品格の高さをうかがわせます。
” 後部座席はどう? “
広く高級感溢れる豪華な室内は後部座席もしっとりとしたモダンな木目調フィニッシャーのインパネとシックなシートでラグジュアリー感を醸し出しています。
人間工学に基づいて作られた豪華な空間は、まるでソファーにもたれかかっている時のようなリラックスした居住性を与えてくれます。包み込まれるような座り心地は、長距離のドライブやドレスアップしたお出かけでもストレスを感じることなくゆったりと過ごすことができます。
足元には、一番後ろまで前の座席をスライドさせても大人が足を組める程の十分な広さがあり、圧迫感のない広々とした居住性を確保しています。
絶妙の車高で乗り降りのしやすさも大切なポイントです。小さな子供やお年寄りでも無理のない姿勢でスムーズな乗り降りができます。
同クラスの大型セダンと比較しても新型日産フーガは後部座席の広さ、足元空間や頭上空間にゆとりのある作り、豪華で贅沢な内装とどれを取っても申しぶんの無い上質な品格を感じさせます。
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