新型(現行)スバルレガシィB4の内装を徹底的にレビューします

レガシィB4内装画像
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内装評価

レガシィB4内装画像

989年に誕生してから六代目となるスバルレガシィB4は先代よりも更にボディサイズが拡大されています。クラウンと比較しても、全長こそ100mm短いですが、全幅と全高はそれぞれ40mmおよび50mm長くなります。そのためレガシィB4の居住性は国産車のなかでもトップクラスを誇り、ヘッドクリアランスは申し分なく広く、またコンパクトな水平対向エンジンゆえに室内長が2030mmもあるため、前後いずれのシートに座っても足元のスペースには十分な余裕があります。内装色にかんしては質実剛健なイメージが漂うレガシィB4らしく、ブラックおよびアイボリーで統一されています。あくまでスバルらしく奇をてらわずオーソドックスな方向性でデザインされているものの、シンプルさのなかから漂う質感の高さは世代ごとに向上しており、スポーツ感覚を残しつつもラグジュアリー感をプラスした演出が施されています。海外で高く評価されているゆえんを感じさせる居住性と静粛さを感じさせる内装色がレガシィB4らしさを醸し出しています。

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コックピットとインパネは?

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マイナーチェンジによりデザインが変更されたインパネは特にセンター部分のレイアウトを一新しボタン類のレイアウトに調和がみられます。ダッシュボードにはソフトタッチのマテリアルを採用し触感的にリラックス感を演出するだけでなく、メーターリングの照明色を10色から選べるなど視覚的にも魅了されます。さらにおすめのポイントはアイサイト警告時にはレッド、マニュアルシフトモードではオレンジと運転状況を知らせてくれるという機能面としての美学です。このようなスバルの独自性はセンターコンソールの操作性にもいかんなくあらわれており、設定温度が温度調節ダイヤル内に表示されるなど合理的な設計が貫かれています。ナビゲーションにかんしても専用設計で8インチと大画面化されており、タッチパネルについても視認性や操作性に優れた設計がなされているため、とても操作する人へのホスピタリティーにあふれています。レガシィB4のコックピットとインパネには、スバルらしい安全面への配慮が存分に盛り込まれています。

内装装備はどうよ

レガシィB4内装画像

かつてはステーションワゴンといえば誰もがレガシィを思い浮かべるほどユーティリティー性に優れている車種だけに、レガシィB4には他社のセダンとは一味違った快適装備がちりばめられています。例えば電動チルト&スライド式のサンルーフや、乗車する人それぞれの体調や温度感覚の違いに合わせることができる左右独立温度調整機能付フルオートエアコン、さらには小粋なブルー照明付センタートレイ&USB電源といった拡張性にも配慮がゆきわたっています。シートヒーターにいたっては、運転席や助手席はもちろんのこと後部座席にも標準で装備されており、しかもフロントは三段階、リアは二段階で温度調節ができます。これらの快適装備に加えて、レガシィB4はドアを閉めたときの重厚な音もチューニングされており、たんなる見せかけの快適さではなく、まさに五感を駆使した快適さを隅々まで追求しています。シートに設計についてもロングドライブでの疲れを極力軽減できるよう体圧分布の最適化を徹底しています。

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後部座席はどう?

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国内はもとより北米やヨーロッパでの人気が高いレガシィだけに欧米人の体格でもゆとりを感じることができる空間設計が後部座席においても息づいています。特筆すべきは乗り降りのしやすさで、クラスでも飛び抜けた室内長を誇るレガシィB4の足元スペースは十分すぎるほどの余裕があるだけでなく、ドアそのものを90度とワイドに開くため乗降時に陥りがちな窮屈さを全く感じさせません。またトランクルームの広さも驚くほど広く、その容量は525リットルとワゴンにも匹敵するほどです。また後部座席は60:40分割可倒式となっているため、セダンでありながらも後部座席が長い荷物を乗せるためのカーゴスペースにも返信します。さらにはサイズの大きなアームレストが快適なドライブをアシストするだけでなく2個分のカップホルダーも用意されています。も拡張性に優れた後部座席のおかげで、活動の幅を広げてくれる新世代の高級スポーツセダンであるといえます。

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