日産が誇るステアリングバイワイヤ技術「DAS(ダイレクトアダプティブステアリング)」と電子制御ダンパー「インテリジェントダイナミックサスペンション(IDS)」。400RとGT Type SPが実現するしなやかなフラットライド、路面からの不快なキックバックを遮断するダイレクトなハンドリング、そして限界コーナリングでの足回りの真価を徹底解剖します。
| サスペンション形式 | フロント:ダブルウィッシュボーン式 / リヤ:マルチリンク式(アルミ製リンク多用) |
|---|---|
| 400R専用足回り装備 | インテリジェントダイナミックサスペンション(電子制御可変減衰力ダンパー) |
| ステアリング機構 | 400R:高応答油圧電動ラック / GT Type SP:世界初ステアリングバイワイヤ「DAS」 |
| ブレーキシステム | 400R専用:対向4ピストンフロント赤塗装キャリパー+大径ローター |
| 乗り心地の総合評価 | GT系は重厚な上質フラットライド、400Rは路面を掴んで離さない引き締まったGTスポーツ |
1. インテリジェントダイナミックサスペンションの制御技術
1-1. 1秒間に100回減衰力をリアルタイム可変制御
400Rに搭載されるインテリジェントダイナミックサスペンションは、車輪速・舵角・車体上下Gを瞬時にセンシングし、路面の段差やうねりに対してショックアブソーバーの減衰力を1/100秒単位で最適制御します。
1-2. ドライブモードによる乗り心地の劇的な変化(SPORT+とSTANDARD)
「STANDARD」モードでは路面の継ぎ目をしなやかにいなし、長距離でも同乗者が安眠できる上質な乗り心地を提供。「SPORT+」モードに切り替えると足回りが瞬時に引き締まり、ロールを抑え込んだサーキット直系のコーナリングマシンへと変貌します。
2. 世界初のステアリングバイワイヤ技術「DAS」の真価と進化
2-1. 機械的接続を排した電気信号による操舵(キックバック遮断)
ステアリングの動きを電気信号に変換して前輪アクチュエーターを駆動するDAS。轍(わだち)や横風でステアリングが取られる不快なキックバックが皆無となり、高速走行時の修正舵が劇的に減少します。
2-2. 400Rがあえて油圧電動式ラックを採用した理由
400RではDASではなく、熟成の油圧電動パワーステアリングを採用。タイヤのグリップ限界や路面の微細なインフォメーションを掌にダイレクトに伝えたいというエンスージアストの熱い要望に応えたこだわりのセッティングです。
3. 前後マルチリンク・アルミシャシーと対向4ポットブレーキの制動力
3-1. アルミ製アッパー&ロアリンクによるバネ下重量の軽減
フロントにダブルウィッシュボーン、リヤにマルチリンクサスペンションを採用し、リンク類を贅沢にアルミ鍛造化。バネ下重量を徹底的に削ぎ落とすことで、路面追従性とステアリング初期応答性を極限まで高めています。
3-2. 405馬力を完全にねじ伏せる専用ブレーキ性能
400Rには専用の対向4ピストンアルミキャリパー(レッド塗装)と大径ベンチレーテッドディスクローターを装備。200km/hオーバーの領域からでもペダル踏力に応じて寸分の狂いもなく減速Gが立ち上がります。
よくある質問(FAQ)
Q:400Rの乗り心地は家族から苦情が出るほど硬いですか?
A:硬めではありますが、ダンパーの動きが上質なため角のとれたショックです。一般的なスポーツカーより遥かに快適です。
Q:DASのステアリングフィールに違和感はありませんか?
A:初期型(2014年)と比べて現行型は制御が徹底的に熟成され、非常に自然で雑味のない滑らかな操舵感に進化しています。
Q:ブレーキダストは多く出ますか?
A:スポーツパッドを採用しているため、標準的なファミリーカーよりはダストが出やすい傾向があります。こまめなホイール洗浄を推奨します。
Q:タイヤサイズと銘柄は何が標準ですか?
A:400Rは245/40R19のダンロップSP SPORT MAXX 050等のハイグリップタイヤが装着されます。
Q:タワーバーや補強パーツは追加すべきですか?
A:V37シャシーは純正状態で極めて高いボディ剛性を確保しているため、街乗りやワインディングレベルでは補強パーツは不要です。
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