内装評価
2007年にフルモデルチェンジされたトヨタプレミオは、2016年に大幅なマイナーモデルチェンジが行われ、現在は、このモデルチェンジ後の後期型が販売されています。
コロナの後継機としての位置づけだったプレミオですが、現在はミディアムクラス・セダンでありながら高級車のような洗練されたものとなっており、スタイリッシュな外装に相応しい、ラグジュアリーで高級感のあるインテリアに仕上がっています。
使いやすさという点もストロングポイントですが、居住性はかなりのものがあり、ワンランク上のラインナップにも引けをとらないでしょう。
シート色はハイセンスでエレガンスなブラック、垢抜けたオシャレ感のあるフラクセンが用意されており、オプションでは落ち着いたブランウンを指定することも可能。
ウッドパネルも良いアクセントとなっており、インテリアにこだわりたいという方は、どういった内装色を選ぶかじっくりと考えられるものとなっています。
コックピットとインパネは?
センターコンソールはダッシュボードからシフトセレクター、コンソールボックスに調和する形でスタイリッシュにデザインされており、内装をひときわ上質なものにしています。
カーナビゲーションは埋込み型ですから、後付けの製品を用意する必要がなく、インテリアをまとまったものに出来るでしょう。
コックピットもハイクラスな雰囲気を湛えたものとなっていて、このクラスとは思えないディティールに仕上がっています。
おすめのポイントは、細やかな点にも配慮が行き届いている点です。
メーターパネルはシンプルながら、輝く金属の装飾が施されており、シックかつ存在感を放つものとなっています。
マルチインフォメーションディスプレイは鮮やかなカラー表示でメーター周りのアクセントとなっており、先進的なエッセンスを加味。
落ち着いたデザインのステアリングにはコントロールスイッチが設けられており、オーディオやマルチインフォメーションディスプレイと連動する、デザイン的に機能的にも優れたものです。
内装装備はどうよ
プレミオではパッケージごとに様々な快適装備が用意されており、好ましい価格帯と欲しい機能のバランスを考えて、車体を選ぶことが可能となっています。
1.8XのL、EXパッケージから2.0Gのパッケージでは、キーを取り出さなくてもドアの鍵を開け閉め出来るスマートキーが標準装備となっており、エンジン始動もイグニッションボタンで操作することが可能となっています。
ポケットにキーを入れたままでも乗車し、運転を始められるのでとても便利と言えるでしょう。
これらのパッケージには花粉除去モード付きのオートエアコンも標準装備となっていて、フロントシート周辺に漂っている花粉をスムーズに減少させてくれるので、花粉症の方にはうってつけでしょう。
ウイルスや匂いの脱臭も出来るナノイーが搭載されるパッケージもあります。
車椅子の方が乗り降りしやすい用設計されたウェルキャブシリーズには、助手席に回転式スライドシートが採用されており、足元に悩みがある方にも利用しやすくなっています。
後部座席はどう?
運転席や助手席に加え、後部座席についてもキチンと配慮された作りになっているのは、プレミオの魅力と言えるでしょう。
充分な広さが確保されており、クラスを超えた居住性は高座席からも感じることが出来るはずで、お子さんやご両親、友人を乗せても、リラックスして貰えるはずです。
足元のスペースも広く、また、ドアを開けたときも広々としているので、乗り降りのしやすさという点も評価できるでしょう。
スムーズに乗り降りできる為、ご年配の方でも楽に利用できそうです。
アームレストは二人がゆうゆうと肘をかけてくつろげるものとなっていますし、ドリンクホルダーが用意されているのも気がきいています。
ドリンクホルダーは買い足したりする必要がないほうが、スッキリとしたインテリアを保てますので、この点も地味ですが高ポイントでしょう。
リクライニング機構もついていますので、好みの姿勢を取りやすいですから、ロングドライブでも疲れにくく、快適な旅を考えられそうです。
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