新型(現行)レクサスISの後部座席・ラゲッジ評価まとめ

新型レクサスIS後部座席

新型(現行)レクサスISの後部座席・ラゲッジ評価まとめ

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後部座席の乗り心地は?

200t、200tFsport,versionLともにスカッフプレートは無塗装素地です。

ドアの内側のドアトリムはソフトパッドで仕上げてあり、ウォームメタルをより引き立たせています。
ニュアンスブラックの内装には赤い合成皮革があしらわれているので見た目が華やかです。ドアポケットはついていません。

センターコンソール後端にはエアコンのアウトレットも備わっています。アームレストも装備されており、そこにカップホルダーもあります。
リクライニング機能はありません。乗り心地は少し固めです。

後部座席は少し狭く見えますが、狭くもなく広くもないといったところです。
ISの魅力として全体的に流れるようなラインが特徴なので、デザイン性を重視すると後部座席に影響がでるのは仕方がないことでしょう。
しかしながら、ヘッドレストも3名分用意されており、足元の広さも先代よりは広くなり前席の下につま先がしっかり入るようになりました。

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” 後部座席のシートアレンジ “

レクサスISはレクサスブランドの中でもスポーツセダンに位置しています。
真の走る愉しさを実現することをコンセプトに作られています。そのため、後部座席のシートアレンジなどの利便性は重視されているとは言えません。

おすめのポイントはガソリン車はもちろんの事ハイブリッド車においても背もたれを6:4で分割可倒式が採用されていることです。
それと、フラットにはなりませんが長尺物も積載可能になりました。

後部座席のシートベルトにはシートベルトコンフォートガイドが装備されており、座高の低い子供が座った時にベルトが首にかかるような時に調整すると、ベルトを適当な位置で装着する事ができるのです。

さらに、プリクラッシュセーフティシステムにより衝突が避けられないと判断した時に、衝突の前にフロントシートベルトを巻き込みより早く乗員を拘束することで被害の軽減を図る機能も装備されています。
シートアレンジ機能は低いですが日常生活で困難さを感じるほどではありません。

ラゲッジスペースの評価は? “

パワートランクリッドはオプションでも用意されていません。スポーツセダンとして考えると重量が増すためでしょう。
トランクリッドのアームがむき出しになっているのですが、その分左右に幅を確保しています。

9インチのゴルフバッグが2個収納できる広さがあります。
ハイブリッド車でもガソリン車より30リッター少ない450リッターの容量が確保されています。

普通、ハイブリッド車は後部座席のバックレスト背面にバッテリーを置くので、トランクスペースには奥行きがなくなり、トランクスルーは難しいとされていました。
そこを見事に解決しています。

ラゲッジアンダーにはテンパータイヤを積むかパンク修理キッドにするのかを無償で選択することができます。
テンパータイヤを装備するとラゲッジアンダーには収納スペースはほとんどなくなることから、選択可能になっています。

電子キーをトランクにおいたままトランクを閉めると警告音が鳴り施錠されません。
このような使い勝手のよさも装備されているのです。

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” 後部座席とラゲッジの評価まとめ “

ISをDセグメントセダンとしてみると、実用性は備わっています。
しかし、後部座席の居住性やラゲッジスペースの利便性を求めるとISは走る愉しさを追及することをコンセプトとしたスポーツセダンですので、快適性は十分とは言えないでしょう。

それでも、後部座席の足元の広さが先代よりも広くなり、足回りのセッティングの変更によりショックアブソーバーが変わったことで乗り心地も良くなる等更なる進化を追及し続けています。
おすすめポイントは走ることにこだわりを持ちながらもセダンとしての役割も兼ね備えた車だということです。

レクサスのコンセプトシートとして乗員の身体に掛かる負担を軽減する可動式のシートkinetic seat conceptの採用を決めました。
これは、長時間の運転にも疲れない蜘蛛の巣パターンのネットシートで高いサポート性を確保しています。

日々進化をとげる細部へのこだわりが、ISの後部座席の居住性等のコンセプト以外の品質を高めてくれる日も近いのではないでしょうか。

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