公開日:2026年11月4日 / 最終更新日:2026年11月4日
ホンダ新型プレリュード(PRELUDE)とは、ホンダが2025年9月4日に発表し、翌9月5日に国内発売した2ドアのハイブリッド・スペシャリティクーペです。国内市場におけるプレリュードの車名復活は、2001年の5代目生産終了以来、実に24年ぶりとなります。
2026年11月現在のラインアップは、標準グレード(税込6,179,800円)と、2026年8月20日に発売された特別仕様車「2027 Limited Edition」(税込6,306,300円)の2種類。パワートレインは2.0L直噴エンジンに2モーターを組み合わせた新世代e:HEVを搭載し、有段変速のようなダイレクトな変速フィールを味わえる新制御システム「Honda S+ Shift」を全車に標準装備しています。
「価格が高すぎる」「シビックと同じエンジンなのに約150万円高い」という声も聞かれますが、シビック TYPE R譲りのデュアルアクシス・ストラットサスペンションや4輪独立電子制御アダプティブダンパー、Brembo製対向4ポットブレーキなど、中身は本格スポーツカーの足回りが惜しみなく投入されています。安易な懐古趣味のクーペではなく、大人が長距離を快適かつ意のままに走れる上質なGTクーペです。
この記事のポイント
- 価格は617.9万円〜630.6万円(2026年8月発売の特別仕様車あり)
- TYPE R系の足回り+Bremboブレーキ+新制御「Honda S+ Shift」を標準装備
- WLTC燃費23.6km/L・環境性能割0円・航続距離は900km超
30秒でわかる新型プレリュード(2026年11月時点)
| 項目 | 新型プレリュードの確定値(公式) | 購入前の注意点・割り切り |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 標準:6,179,800円 2027 Limited Edition:6,306,300円 | 諸費用込みの乗り出し総額は約634万円〜646万円 |
| 燃費・航続距離 | WLTC総合:23.6km/L(タンク容量40L) 満タン航続距離:約944km | 実燃費目安は18〜20km/L前後(レギュラーガソリン仕様) |
| サイズ | 全長4,520×全幅1,880×全高1,355mm ホイールベース:2,605mm | 全幅1,880mmのため1,850mm制限の機械式立体駐車場は入庫不可 |
| パワートレイン | 2.0L e:HEV(エンジン141PS+モーター184PS) 変速制御:Honda S+ Shift | 3ペダル6MTの設定はなし(パドルシフトによる疑似有段変速) |
| シャシー・足回り | フロント:デュアルアクシス・ストラット ダンパー:4輪独立電子制御アダプティブダンパー ブレーキ:Brembo製φ350mm対向4ポット | シビック TYPE R譲りの本格構造(シビックRSとは明確に差別化) |
| 乗車定員・荷室 | 4人乗り(2+2) 荷室:スーツケース2個/後席格納時ゴルフバッグ2個 | 室内高1,105mmのため後席の頭上空間はタイト(エマージェンシー用) |
| 独自評価・口コミ評判 | 平均3.9(採点した軸 7/7) | 走り★5・燃費★4・航続距離★5、価格★1・取り回し★2 |
価格・諸元・減税基準は、2026年11月4日にメーカー公式(ホンダ公式車種ページ・主要諸元表・エコカー減税一覧)で確認しました。
新型プレリュードを独自検証評価で採点:7軸の平均は3.9

新型プレリュードをCARVEL共通の独自評価(7軸評価)で採点したところ、7軸の平均は3.9点でした。満タンで900km以上走れる「航続距離」やタイプR譲りの「走行性能」、最新の「安全性能」が★5を獲得した一方、600万円を超える「価格」や全幅1,880mm・最小回転半径5.7mによる「取り回し」は割り切りが必要です。
| # | 評価軸 | 使った公式の数値(標準グレード) | ★ | 判定とひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 価格(乗り出し) | 車両本体 6,179,800円(環境性能割0円) | ★1 | 600万円超。手軽な入門スポーツではないプレミアムGT価格 |
| 2 | 走る費用 | WLTC 23.6km/L(レギュラー175円/L換算で100kmあたり約742円) | ★4 | スポーツクーペとして極めて優秀。ハイオク不要の経済性 |
| 3 | 1回で走れる距離 | タンク容量40L × WLTC 23.6km/L = 944km | ★5 | 満タンで東京〜大阪間(約500km)を無給油往復できる長距離適性 |
| 4 | 取り回し | 最小回転半径 5.7m・全幅 1,880mm | ★2 | 大径19インチタイヤとワイドトレッドのため小回りは要確認 |
| 5 | 走り・運動性能 | デュアルアクシス・ストラット+電子制御ダンパー+Brembo 4ポット | ★5 | シビック TYPE Rベースの本格構造。S+ Shiftのレスポンスも秀逸 |
| 6 | 安全性能 | Honda SENSING(全14機能)標準装備 | ★5 | 最新の衝突軽減ブレーキやトラフィックジャムアシストを完備 |
| 7 | 手に入る早さ | 受注・生産状況(発売済み・2027 Limited Edition供給中) | ★4 | 台数限定ではない標準モデルは正規販売店で注文可能 |
| — | 平均点 | 採点した軸 7/7 | 3.9 | GTクーペとしての総合バランスと遠出の快適性が際立つ |

筆者の検証(2026年11月)|新型プレリュードを独自検証評価で採点(公式諸元表・エコカー減税一覧+Python)
2026年11月4日にホンダ公式主要諸元表(PDF)およびタイプ・価格表から7軸の数値を抽出して計算しました。2.0L e:HEVと40Lタンクの組み合わせにより航続距離は944km(★5)に達し、レギュラーガソリン仕様のため走る費用も★4。一方で車両本体価格が617.9万円のため軸1は★1にとどまり、明確な強みと割り切りが浮き彫りになりました。
数字が示すとおり、新型プレリュードは「峠道をギリギリ攻める軽量ピュアスポーツ」ではなく、「圧倒的な長距離クルージング性能と、ワインディングで意のままに曲がる高剛性GT」という明確なキャラクターを持っています。
走る費用と航続距離は★4〜★5:満タンで東京〜大阪間を無給油走破
スポーツクーペで最も気になる維持費において、新型プレリュードは圧倒的な強みを見せます。WLTCモード燃費は総合23.6km/L(市街地20.6km/L、郊外26.1km/L、高速道路23.5km/L)。40Lの燃料タンクを満タンにすれば、理論上944km走行可能です。
燃料が無鉛プレミアム(ハイオク)ではなく「無鉛レギュラーガソリン」指定である点も大きなメリットです。ガソリン単価175円/Lで試算すると、100km走行あたりの燃料費は約742円。同クラスのガソリンスポーツカー(GR86やフェアレディZなど)と比較して、燃料コストはおよそ半分程度に収まります。
取り回しと価格は★1〜★2:立体駐車場の制限とプレミアム価格への納得感
一方で、購入前に必ず確認しておくべきがボディサイズと小回り性能です。全幅は1,880mmに達しており、一般的な機械式立体駐車場(全幅1,850mm以下制限)には基本的に入庫できません。
また、フロント235/40R19・リア245/35R19の前後異径ワイドタイヤを履くため、最小回転半径は5.7m。狭い路地でのUターンや、古い商業施設のタイトなスロープでは、シビック(5.7m)やインサイトと同等以上の慎重な取り回しが求められます。
グレード別価格と乗り出し総額シミュレーション:実質いくらで買えるか


新型プレリュードの車両価格は標準グレードで6,179,800円、特別仕様車の2027 Limited Editionで6,306,300円です。2030年度燃費基準95%達成車のため環境性能割が非課税(0円)となり、自動車重量税も新車初回3年分が50%減税(11,200円)されます。
| グレード・内訳 | パターン①:標準グレード(無償色) | パターン②:標準グレード(有償色+マット) | パターン③:2027 Limited Edition |
|---|---|---|---|
| 車両本体価格(税込) | 6,179,800円 | 6,179,800円 | 6,306,300円(特別専用色込み) |
| ボディカラー代 | 0円(フレームレッドなど) | 82,500円(プラチナホワイト等) | 0円(車両価格に含む) |
| メーカーOP(フロアマット) | 0円(標準状態) | 33,000円(専用マット想定) | 0円(専用加飾標準装備) |
| 環境性能割(税率) | 0円(非課税・減税適用) | 0円(非課税・減税適用) | 0円(非課税・減税適用) |
| 自動車重量税(3年) | 11,200円(本則24,600円→50%減税) | 11,200円(50%減税) | 11,200円(50%減税) |
| 自動車税種別割(年額) | 36,000円(1.5L超〜2.0L以下) | 36,000円 | 36,000円 |
| 自賠責保険料(37ヶ月) | 24,190円(本土用基準) | 24,190円 | 24,190円 |
| リサイクル料金等諸費用 | 19,100円 | 19,100円 | 19,100円 |
| 登録諸費用・代行費用概算 | 約70,000円(車庫証明・検査登録) | 約70,000円 | 約70,000円 |
| 諸費用・法定費用計 | 160,490円 | 160,490円 | 160,490円 |
| 乗り出し総額(目安) | 6,340,290円 | 6,455,790円 | 6,466,790円 |

筆者の検証(2026年11月)|税制優遇と乗り出し総額の再計算(公式エコカー減税対象車一覧・諸費用規程+Python)
新型プレリュードは2030年度燃費基準95%達成により、通常取得価格の約3%(約18.5万円相当)が課税される「環境性能割」が非課税(0円)になります。さらに重量税も新車初回登録時に50%減税されるため、法定費用は合計で約9万円に抑制。オプションを最小限に抑えれば乗り出し総額は634万円〜646万円で収まります。
2026年8月20日に発売された特別仕様車「2027 Limited Edition」は、標準車+126,500円のアップで専用ボディカラー(プレミアムクリスタルガーネット・メタリック)や切削19インチアルミホイール、レッドキャリパー加飾が与えられます。有償色を追加する前提なら、標準グレードと特別仕様車の乗り出し実質価格差はわずか11,000円となり、リセールバリューの観点からも極めて魅力的な選択肢です。
主要諸元スペックと外観デザイン:2ドア流麗ボディとBremboブレーキ



新型プレリュードの骨格は、低全高1,355mmとワイドな1,880mmの全幅が際立つ本格クーペプロポーションです。フロントには薄型のLEDヘッドライトと横一文字に光るデイタイムランニングライトを配置し、リアは水平基調のLEDコンビネーションランプにHondaバラ文字ロゴを配置しています。
| 項目 | 主要諸元(型式:6AA-BF1) | 特徴・技術ポイント |
|---|---|---|
| ボディ寸法 | 全長4,520mm × 全幅1,880mm × 全高1,355mm | シビック比で全長-35mm、全幅+80mm、全高-60mmの超低重心フォルム |
| ホイールベース・トレッド | ホイールベース:2,605mm トレッド:前1,610mm / 後1,605mm | シビック比でホイールベース-130mm短縮。回頭性とヨー応答性を極限まで追求 |
| 車両重量・定員 | 車両重量:1,460kg / 車両総重量:1,680kg / 乗車定員:4名 | 剛性強化ボディと大径ブレーキを積みながらシビックRSと同重量に抑制 |
| エンジン型式・排気量 | LFC型 水冷直列4気筒DOHC 1,993cc 直噴 | 熱効率41%超のアトキンソンサイクル。圧縮比13.9の高効率設計 |
| エンジン最高出力・トルク | 104kW[141PS]/ 6,000rpm 182N・m[18.6kgf・m]/ 4,500rpm | 主に発電機を駆動し、高速巡航時のみクラッチ直結で駆動を担当 |
| モーター最高出力・トルク | 135kW[184PS]/ 5,000-6,000rpm 315N・m[32.1kgf・m]/ 0-2,000rpm | 発進から力強くリニアに加速する高出力走行用トラクションモーター |
| サスペンション | 前:デュアルアクシス・ストラット式 後:マルチリンク式 | トルクステアを大幅低減し、路面追従性を高めるTYPE R系専用ジオメトリー |
| ブレーキ・タイヤ | 前:Brembo製φ350mm 2ピースディスク&4ポット タイヤ:前235/40R19 / 後245/35R19 | 大径ブレーキと前後異径ハイグリップタイヤによる強大な制動力 |

特筆すべきは、シビックからホイールベースを130mmも短縮(2,735mm→2,605mm)している点です。トレッドは前後1,600mm超に拡大されており、ショートホイールベース×ワイドトレッドの黄金比が生み出す異次元のノーズ入りを体感できます。
2.0L e:HEV×Honda S+ Shift:タイプR譲りのシャシーと走りの質感






新型プレリュードに搭載される「Honda S+ Shift」は、従来のハイブリッド特有のラバーバンド感(エンジン回転数と加速の乖離)を完全に払拭する最新の変速制御です。アクセル開度やブレーキG、ステアリング舵角に応じて、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)のような鋭いステップ変速音とリニアな加減速フィールを作り出します。
| 走行メカニズム | 搭載される専用技術 | ドライバーが得られる体験 |
|---|---|---|
| Honda S+ Shift | ステアリングパドル+S+スイッチ連動 疑似有段変速制御システム | シフトダウン時の自動ブリッピング音と強力な回生減速G。 リニアな加速フィールで意のままに加減速をコントロール可能 |
| 4輪独立電子制御ダンパー | アダプティブ・ダンパー・システム (4輪独立ソレノイド連続制御) | COMFORTモードでの上質なサルーン並みの乗り心地と、 SPORT/INDIVIDUALモードでのロールを抑えた引き締まったコーナリングを両立 |
| デュアルアクシス構造 | シビック TYPE R直系の フロントストラットサスペンション | キングピンオフセットを縮小し、高出力モーターのトルクステアを抑制。 ステアリングの微舵応答性と正確無比なトレース性を実現 |
| Active Sound Control | エンジン回転数同調型 室内サウンドジェネレーター | BOSEプレミアムサウンドシステム(8スピーカー)と連携し、 高揚感のあるスポーツサウンドを室内に心地よく響かせる |

パドルシフトを操作すると、変速ショックを伴わない極めて滑らかな減速とエンジン音のブリッピングが同期します。「MTのようなダイレクト感」と「ハイブリッドならではの静粛性と23.6km/Lの低燃費」が同居している点こそ、プレリュード最大の独自価値です。
内装コックピットと実用性:運転席・助手席別設計シートと荷室アレンジ




インテリアは水平基調の洗練された造形に、ブルーとホワイトを基調とした専用コーディネートが施されています。10.2インチのフルグラフィックデジタルメーターと、Google搭載の9インチHonda CONNECTディスプレイスペシャルモデルが標準装備されます。
| 室内エリア | 装備・仕様 | 実用性の検証 |
|---|---|---|
| 運転席シート | サイドサポート強化型スポーツシート (本革×ウルトラスエードコンビ) | コーナリングGをしっかり受け止めるホールド性と長距離の疲労軽減を両立 |
| 助手席シート | サイドサポートを緩やかにした快適設計 (乗降性とリラックス感を重視) | 左右非対称の設計思想。同乗者が窮屈さを感じない配慮 |
| 後部座席(リア) | 2名乗車用バケット調シート (5:5分割可倒式) | 室内高1,105mm。身長170cm以上の大人は頭上・膝前ともにタイト(近距離用) |
| 荷室(通常時) | ハッチバック開口部+トノカバー | 機内持ち込みサイズのスーツケース2個を横積み可能 |
| 荷室(後席格納時) | ワンタッチ5:5分割フラット可倒 | 9.5型ゴルフバッグ2個、または全長1,920mm以下のサーフボード2本を積載可能 |

後席は明確に「エマージェンシー用(手荷物置き+非常時の着座)」と割り切る必要がありますが、ハッチバック構造のため後席を倒せばゴルフバッグ2個や長尺物を飲み込む実用的な荷室空間が現れます。週末に2名でロングドライブやゴルフへ出かける用途には完璧にフィットします。
ライバル5車種徹底比較:プレリュード/GR86/ロードスターRF/Z/シビックRS


新型プレリュードを、国産の主要スポーツクーペ・ハッチバック4車種(トヨタ GR86、マツダ ロードスターRF、日産 フェアレディZ、ホンダ シビック e:HEV RS)と同一条件で比較しました。
| 項目 | ホンダ プレリュード | トヨタ GR86(RZ) | マツダ ロードスターRF | 日産 フェアレディZ(標準) | ホンダ シビック e:HEV RS |
|---|---|---|---|---|---|
| 車両価格(税込) | 6,179,800円 | 3,518,000円(6MT) | 4,213,000円(VS) | 6,199,600円(標準) | 4,659,600円 |
| 駆動方式・定員 | FF / 4名(2+2) | FR / 4名(2+2) | FR / 2名 | FR / 2名 | FF / 5名 |
| パワートレイン | 2.0L e:HEV(HV) | 2.4L 水平対向4気筒(NA) | 2.0L 直列4気筒(NA) | 3.0L V6ツインターボ | 2.0L e:HEV(HV) |
| 最高出力 | エンジン141PS+モーター184PS | 235PS / 7,000rpm | 181PS / 7,000rpm | 405PS / 6,400rpm | エンジン141PS+モーター184PS |
| 最大トルク | モーター315N・m | 250N・m / 3,700rpm | 205N・m / 4,000rpm | 475N・m / 5,600rpm | モーター315N・m |
| 車両重量 | 1,460kg | 1,270kg | 1,110kg | 1,700kg | 1,460kg |
| WLTC燃費 | 23.6km/L(レギュラー) | 12.0km/L(プレミアム) | 15.2km/L(プレミアム) | 10.2km/L(プレミアム) | 21.7km/L(レギュラー) |
| 足回り・ブレーキ | デュアルアクシス/Brembo 4POT | ストラット/ダブルウィッシュボーン | ダブルウィッシュボーン/マルチリンク | アルミダブルウィッシュボーン | ストラット/マルチリンク(RS専用) |
| 変速機 | e:HEV S+ Shift(疑似有段) | 6速MT / 6速AT | 6速MT / 6速AT | 6速MT / 9速AT | e:HEV S+ Shift(疑似有段) |

筆者の検証(2026年11月)|シビック e:HEV RSとの「約152万円差」の正体
同じ2.0L e:HEVとHonda S+ Shiftを積むシビックRS(465.9万円)とプレリュード(617.9万円)の約152万円の価格差はどこにあるのか。車重は両車とも1,460kgで同一ですが、プレリュードには「シビック TYPE Rベースのデュアルアクシスフロントサスペンション」「4輪独立電子制御アダプティブダンパー」「Brembo製φ350mm対向4ポットキャリパー」「専用ワイドボディ剛性」「左右非対称本革シート」が標準投入されています。約152万円の差額は、TYPE R級のシャシーコンポーネントが占めています。
同価格帯(約620万円)の日産 フェアレディZが「405馬力・大排気量FR・燃費10.2km/L」という過激なピュアスポーツであるのに対し、新型プレリュードは「燃費23.6km/L・実用的な荷室・先進安全完備の上質なハイブリッドGT」という真逆の立ち位置を取っています。
向いている人・選ばない方がよい人の判断基準:購入前のチェック項目


新型プレリュードがどのような使い方に最適で、逆にどのユーザーには適さないかを整理しました。
| 向いている人(買って満足度が高い人) | 選ばない方がよい人(他車を検討すべき人) |
|---|---|
| ・休日に夫婦やパートナーと2人でロングツーリングや旅行を楽しむ人 | ・3ペダルMTで自らクラッチを踏んでギアチェンジしたい人(→ GR86やシビックTYPE Rを推奨) |
| ・スポーツカーの爽快な走りと、燃費20km/L超・レギュラーガソリンの経済性を両立したい人 | ・普段から後席に大人やチャイルドシートを乗せる機会が多いファミリー層(→ シビックRSやアコードを推奨) |
| ・シビック TYPE Rの強靭なシャシー性能を求めつつ、過激な羽や爆音ではなく大人の佇まいを好む人 | ・自宅や職場の駐車スペースが全幅1,850mm以下の機械式立体駐車場に限定されている人 |
| ・荷室にゴルフバッグ2個や長尺物を積んで出かけたいゴルファー・趣味人 | ・400馬力級の直線加速やドリフト走行などサーキットでの限界走行を主目的とする人(→ フェアレディZを推奨) |

よくある質問
- 新型プレリュードの実際の乗り出し価格はいくらですか?
-
標準グレードの場合、環境性能割が非課税(0円)となるため、税金・自賠責・諸費用込みで約6,340,290円から乗り出し可能です。特別仕様車の2027 Limited Editionは約6,466,790円が目安となります。
- マニュアル車(MT)の設定はありますか?
-
3ペダルのマニュアルトランスミッション(MT)の設定はありません。全車2モーターハイブリッドのe:HEV仕様で、ステアリングパドルシフトと新制御「Honda S+ Shift」によるダイレクトな疑似有段変速が提供されます。
- 後部座席は大人が普通に乗れますか?
-
室内高が1,105mmと低いため、身長170cm以上の成人が座ると頭上がリアガラスに近接し、長時間の移動には適しません。手荷物置き場や緊急用のエマージェンシーシートとして割り切るのが実用的です。
- シビック e:HEV RSとの最大の違いは何ですか?
-
パワートレインは共通ですが、プレリュードにはシビック TYPE R譲りのデュアルアクシス・ストラット、4輪独立電子制御アダプティブダンパー、Brembo製φ350mm対向4ポットブレーキが標準装備されています。足回りの構造と剛性が決定的に異なります。
- 現在注文できますか?納期はどのくらいですか?
-
標準グレード・特別仕様車ともに正規ホンダ販売店で注文受付中です。限定販売ではないため、最新の工場出荷目処や店舗割当台数については最寄りのホンダカーズ店頭で確認できます。
まとめ:新型プレリュードの総合評価と後悔しない選び方
ホンダ新型プレリュードは、「往年のクーペ復活」というノスタルジーにとどまらず、シビック TYPE Rの強靭なフットワークと新世代e:HEVの爽快感・環境性能を現代の最高水準で融合させた新世代のスペシャリティGTです。
持ち帰りポイント
・乗り出し総額は約634万円〜646万円。環境性能割0円・重量税50%減税の優遇あり。
・WLTC燃費23.6km/L(レギュラー仕様)×40Lタンクで満タン944kmの航続距離。
・TYPE R直系のデュアルアクシス・ストラット+電子制御ダンパー+Bremboブレーキを標準装備。
・全幅1,880mm(立体駐車場制限)と後席頭上空間(エマージェンシー用)は購入前の割り切りが必要。
次の一歩
現在乗っている愛車の買取相場を事前に確認し、ホンダカーズの店頭でHonda S+ Shiftの変速レスポンスと運転席の視界・全幅の車庫収まりを実車で確認してみてください。
参考公式URL一覧(確認日:2026年11月4日)
- 本田技研工業|PRELUDE 公式トップページ
- 本田技研工業|PRELUDE タイプ・価格一覧
- 本田技研工業|PRELUDE 主要諸元表(PDF・型式6AA-BF1)
- 本田技研工業|PRELUDE エコカー減税・環境性能割対象車一覧
新型プレリュード購入完全ガイド&深掘り検証シリーズ一覧
新型プレリュードの購入を検討している方のための深掘り検証シリーズ(全12テーマ)です。走りの質感やGT性能だけでなく、「値引き・乗り出し総額・残クレ計算」「買って後悔する欠点・MT非設定の真相」「ゴルフバッグ積載性」まで、アフィリエイト・購入検討に直結するリアルな情報を忖度なしで徹底解説しています。
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