
目次
新型AMG C63 S E PERFORMANCEのリアルな欠点と不満点5選
| 注意点・不満項目 | オーナーのリアルな不満 | AMGの設計思想と実態 |
|---|---|---|
| ① 車両重量2,160kg(重量化) | 「先代V8比で約400kg重く、ブレーキング時に慣性質量を感じる」 | リアモーター+バッテリー搭載のため。4輪操舵と電子制御で旋回性を補正 |
| ② V8サウンドの喪失 | 「直4エンジン音は緻密だが、あの地響きのようなV8重低音がない」 | 車外・車内スピーカーによるエキゾーストサウンドエンハンス機能で演出 |
| ③ 荷室容量の縮小(トランク段差) | 「リアバッテリー搭載によりトランク床面に大きな段差がある」 | トランク容量は約280L(ワゴンは約360L)に減少。長尺物積載に制約 |
| ④ EV単独航続距離の短さ(15km) | 「PHEVなのに満充電で15km前後しかEV走行できない」 | 航続距離ではなくF1由来の「超急速充放電・瞬発ブースト」に特化した設計 |
| ⑤ 価格の上昇(1660万円〜) | 「乗り出し1800万円前後になり、ポルシェ911やM3を射程に捉える価格」 | F1直系テクノロジーの塊としてのプライシング |
車重2.1トンとV8サウンドに対するファンの葛藤
先代W205型の「4.0L V8ツインターボ(FR)」から「2.0L直4電動ターボ+PHEV(4WD)」への劇的な変革は、680馬力/1,020Nmという圧倒的スペックをもたらしました。
しかし、車両重量2,160kgはタイトなコーナーでの急制動時や切り返しにおいて、物理的な重さとして意識されます。また、どれほど精密に調律された直4サウンドであっても、かつての「ドロドロと唸るアメリカンV8のような野獣の咆哮」を愛したファンにとっては情緒的な寂しさが残るのも事実です。

トランク段差とバッテリー積載のユーティリティ制約
リアアクスル直上に高性能バッテリーと駆動モーターを搭載するため、トランクフロアの奥側に約10cmほどの段差が生じます。
大型のスーツケース2個を平積みすることが難しく、ゴルフバッグも斜めに1個積載するのが限界となります。実用性や荷物の積載力を重視するオーナーには、ステーションワゴンモデルの選択を強く推奨します。
購入前の納得度チェックリスト
- 車重2.1トンをねじ伏せる電子制御のハイテク走行フィールを好意的に捉えられるか
- 伝統のV8重低音ではなく、F1ハイブリッドの超電磁加速テクノロジーにロマンを感じるか
- トランク容量の減少(約280L)を日常ユースで許容できるか
よくある質問(FAQ)
- 自宅に充電器がなくても運用できますか?
- 運用可能です。C63のバッテリーは外部普通充電だけでなく、走行中の強力な回生ブレーキ(4段階調整)やエンジン発電によって数分〜十数分の走行で瞬時に満充電まで回復する超急速回生システムを備えています。
