「ショーファーカー(後席重視の役員車・高級送迎車)」としての使命を担う新型クラウン(セダン)。ホイールベース3,000mmがもたらす広大な後席レッグスペースと、キャビンから完全に隔離された独立トランクルームは、静粛性と快適性を極限まで高めるセダンならではの特権です。一方で、日常の買い物やゴルフ、旅行においてどれだけの実用性を備えているのか。トランク寸法、9.5インチゴルフバッグの積載個数、後席リクライニング機能との両立を徹底実測レビューします。
| HEV Z トランク容量 | 450L(VDA方式。9.5インチゴルフバッグ最大3個積載可能) |
|---|---|
| FCEV Z トランク容量 | 400L(VDA方式。後席背面に水素タンクが配置されるため2個積載) |
| 荷室寸法実測値 | 奥行き:約1,120mm、最大幅:約1,480mm、開口部高さ:約500mm |
| トランクスルー機構 | 後席センターアームレスト奥に小窓トランクスルーを標準装備(スキー板積載可) |
| 後席快適機能 | リヤパワーシート、40:20:40分割リクライニング、電動サンシェード、リヤアームレストタッチパネル |
クラウン(セダン)の全貌、グレード比較、実燃費、荷室実用性、見積もりシミュレーションをまとめた総合購入ガイドはこちらをご覧ください。
新型クラウン(セダン)完全購入ガイドを見る ▶クラウン(セダン)独立トランクの実測寸法と積載能力
9.5インチゴルフバッグ3個を横積み・斜め積みできる積載レイアウト
HEV Zのトランク容量は450リットル。トランクルーム左右のホイールハウス後方が深くえぐられており、最大幅約1,480mmを確保しています。9.5インチの大型ゴルフバッグ(47インチクラブ対応)を最も奥に横向きに1個、その手前に斜めに重ねて2個、合計3個をスマートに収納可能です。役員やVIPのゴルフ送迎用途にも十二分に応える積載力を誇ります。
FCEV Zは水素タンク配置によりトランク容量が400Lに減少
FCEV Zは高圧水素タンクの1本が後席背後・トランク奥のフロア下に配置されているため、奥行きがHEVに比べて約100mm短くなり、容量は400Lとなります。ゴルフバッグは最大2個までの積載となり、大型スーツケース(90Lクラス)の場合は2個が限界となります。積載性を最優先するユーザーはHEV Zを選択するのが賢明です。
極上のショーファーカー体験を提供する後席居住空間
ホイールベース3,000mmが生み出す足元の圧倒的ゆとり
クラウン クロスオーバー(ホイールベース2,850mm)に対してセダンは150mm延長された3,000mmのホイールベースを持ちます。後席に腰掛けると、前席シートバックまでの距離は拳4個分以上の圧倒的なレッグクリアランスが広がり、足を完全に組んでも前席に触れることはありません。助手席を前方にスライドさせる「助手席肩口パワースイッチ」を使用すれば、飛行機のビジネスクラス並みの広大な空間が出現します。
リヤマルチオペレーションパネルによる集中コントロール
後席大型アームレストの中央には、タッチ液晶式の「リヤマルチオペレーションパネル」が内蔵されています。シートのリクライニング角度調整、シートヒーター・ベンチレーション、電動リヤサンシェードの開閉、エアコン温度調節、オーディオ音量などを後席乗員が手元で自在にコントロール可能です。
日常の使い勝手と長尺物積載の実用性検証
トランクスルーはアームレスト奥の「小窓」のみ(背もたれ可倒は不可)
セダンとしてのボディ剛性を極限まで高めるリヤバルクヘッド構造と、後席パワーリクライニング機構を採用しているため、ワゴンやSUVのように背もたれを前方に倒すトランクスルーはできません。中央の小窓(幅約20cm×高さ約25cm)を貫通させることで、スキー板や釣り竿などの長尺物を最大2〜3本積み込むことができます。
ハンズフリーパワートランクリッドの使い勝手
スマートキーを携帯した状態でリヤバンパー下に足を出し入れするだけで自動開閉する「ハンズフリーパワートランクリッド」を標準装備。両手に荷物やゴルフバッグを抱えている状態でも、地面に荷物を置くことなくワンアクションでトランクを開けることができます。
新型クラウン(セダン)に関するよくある質問(FAQ)
Q. クラウン(セダン)で車中泊は可能ですか?
後席が倒せない独立トランク構造のため、完全なフラットスペースを作れず車中泊は困難です。
車中泊やアウトドア積載を重視する場合は、後席をフルフラットに倒せる「クラウン エステート」が最適な選択肢となります。
Q. 大型スーツケースは何個まで積載できますか?
70〜90Lクラスの大型スーツケースであれば、HEV Zで最大2〜3個積載可能です。
家族4人での海外旅行や空港送迎にも対応できる実用的なトランクスペースが確保されています。
Q. 後席リクライニングはどのくらいの角度まで倒れますか?
最大約30度程度まで電動でスムーズにリクライニング可能です。
腰痛を軽減するランバーサポート機能や、背もたれ・座面から心地よい送風を行うベンチレーションも装備されています。
Q. チャイルドシートの取り付けはしやすいですか?
ISOFIX対応固定バーが左右後席に標準装備されており、足元が広いため取り付け作業は極めて容易です。
ただしセダン特有の低いルーフ構造のため、子供を抱きかかえて乗せる際は頭上クリアランスに注意が必要です。
Q. トランクの開口部は広いですか?
横幅が広く開口部地上高も低めに設計されているため、重い荷物の積み込みはスムーズです。
ただしハッチバック車と比べると高さ方向のクリアランスに限界があるため、背の高い段ボール等の積載には向きません。
トヨタディーラーの下取り査定額だけで満足せず、WEB一括査定で複数社の買取額を競わせることで、数十万円の上乗せ額を確実に獲得できます。
