
目次
2.1トンをねじ伏せるAMGシャシーテクノロジーの全貌
| 足回り・制御技術 | 採用スペック | ドライバーが体感できる旋回性能 |
|---|---|---|
| サスペンション形式 | 前後マルチリンク+AMG RIDE CONTROL | 電子制御アダプティブダンピングシステム(コンフォート/スポーツ/スポーツ+) |
| 駆動システム | AMG Performance 4MATIC+(完全可変四輪駆動) | 前後トルク配分50:50から0:100(後輪100%駆動)まで無段階可変 |
| リアアクスルステアリング | 最大2.5度 後輪操舵システム標準 | 100km/h以下で逆位相操舵。最小回転半径を縮め驚異のノーズインを実現 |
| ドリフトモード | ESPオフ+マニュアルシフトで完全後輪駆動化 | 熟練ドライバーによるコントロールされたパワースライドが可能 |
リアアクスルステアリング(後輪操舵)がもたらす魔法の回頭性
新型C63をワインディングで走らせて最も衝撃を受けるのが、ステアリングを切り込んだ瞬間のノーズの鋭い入り方です。最大2.5度のリアアクスルステアリングが前輪と逆位相に切れることで、ホイールベースが短縮されたかのように2.1トンの車体が軽快に旋回を開始。
高速コーナーでは同位相に操舵され、遠心力で外側に滑り出そうとする車体を強力にスタビライズし、オン・ザ・レールの旋回Gをもたらします。

完全可変4WD「4MATIC+」とドリフトモードの二面性
通常時は路面状況とトラクションをミリ秒単位で演算し、4輪に最適なトルクを分配する「完全可変4MATIC+」が作動。大雨のサーキットであってもタイヤがホイールスピンすることなく、680馬力の超絶パワーを路面に余すところなく伝達します。
一方で、ドライブモードを「RACE」に設定しESPをオフにすれば、フロントへの駆動を完全に切り離して「純後輪駆動(FR)」のドリフトマシンへと豹変。白煙を巻き上げる過激なドリフト走行をドライバーの意志で操ることができます。
足回り性能総括
- 車重の重さを一切感じさせないリアアクスルステアと電子制御デフの協調制御
- コンフォートモードでは高級サルーンのようにしなやか、スポーツプラスではレーシングカーの剛性感
- フロント6ピストンのコンポジットブレーキはフェード知らずの超強力なストッピングパワー
よくある質問(FAQ)
- 街乗りでの乗り心地は硬すぎて家族から不満が出ませんか?
- AMG RIDE CONTROLサスペンションの「Comfort」モードはダンパーの減衰力が十分に緩められ、日常の段差や荒れたアスファルトでも突き上げ感が抑えられています。先代C63よりも足回りの懐が深く、ファミリーカーとしても十分に兼用可能です。
