
目次
MRA IIプラットフォームとアジリティコントロールサスペンションの進化
| 足回り・骨格技術 | 新型S206の採用スペック | ドライバーが体感できる走行ベネフィット |
|---|---|---|
| プラットフォーム | MRA II(モジュラー・リア・アーキテクチャ) | ねじり剛性+15%、フロントストラットタワー高剛性化で操舵応答性向上 |
| サスペンション形式 | 前:4リンク式 / 後:マルチリンク式 | 金属バネ+振幅感応型セレクティブダンピングシステム標準 |
| リアアクスルステアリング | 最大2.5度 後輪操舵(オプション設定) | 最小回転半径5.0m(非装着車5.3m比で-0.3m小回り短縮) |
| 前後重量配分 | ほぼ50:50(ISGマイルドハイブリッド搭載) | SUVにありがちなロール・揺れ戻しが皆無のオン・ザ・レール旋回 |
リアアクスルステアリング(後輪操舵)がもたらす驚異の小回り性能
新型Cクラス ワゴンで最大の技術的ハイライトが、オプション設定されたリアアクスルステアリング(最大2.5度後輪操舵)です。時速60km/h以下では前輪と逆位相に後輪が切れ、全長4,755mmのステーションワゴンでありながら最小回転半径わずか5.0mを実現(軽自動車並みの取り回し感)。
狭い立体駐車場や都心の住宅街でのUターンでも、切り返しなしで一発でクリア可能。一方、60km/h以上の高速域では同位相に操舵され、高速道路のレーンチェンジ時に車体が斜めに平行スライドするような極上のスタビリティをもたらします。

アウトバーン鍛えの超高速直進安定性と低重心パッケージ
全高1,455mmという低重心設計は、背の高いSUV(GLC等)とは決定的に異なる走行フィールを生み出します。横風が吹き荒れる高速道路の湾岸線や明石海峡大橋の上でも、ステアリングに手を軽く添えているだけで矢のように直進。
路面のうねりや段差を乗り越えた際も、上下動の収束が一発でピタリと止まり、同乗者が車酔いしにくいフラットライドな姿勢を維持します。
新型Cクラス ステーションワゴンのハンドリングと乗り心地総評
| シチュエーション | ハンドリング・接地感の評価 | 注意すべき足回り特性 |
|---|---|---|
| 市街地・荒れた路面 | セレクティブダンパーが微振動を吸収ししなやか | AMGライン(18インチ)は低速マンホール通過時にやや硬質な入力あり |
| ワインディング・山道 | ステアリング切り始めから正確にノーズがインを向く | ワゴンのリアオーバーハングを全く意識させない軽快な回頭性 |
| 高速道路クルージング | 吸い付くような接地感と静粛性(世界最高峰水準) | ディストロニック作動時も車線中央維持が極めて自然で疲労フリー |
よくある質問(FAQ)
- リアアクスルステアリングは絶対に付けるべきですか?
- 都内の狭い駐車場や細い路地を使う機会が多い方には強く推奨します。小回り性能が劇的に変わり、取り回しのストレスが完全に消え去ります。ただし高速道路主体のロングツアラーであれば非装着車でも十分満足できます。
- 先代(W205)のエアサス装着車と比較して乗り心地はどうですか?
- 先代エアサスの「船のようなフワフワ感」はありませんが、金属バネ+セレクティブダンパーの熟成により、ボディの無駄な揺れが抑えられ、現代的な引き締まった極上のフラットライドに仕上がっています。
