プジョー 新型308 SW 完全ガイド:新型308 SWの価格・値引き・内装・走行フィール・後悔ポイントを完全網羅した総合解説は「プジョー 新型308 SW 完全購入ガイド」をご覧ください。
ヨーロッパ屈指のディーゼル名門メーカーとして君臨するプジョーが放つ最新ステーションワゴン「新型308 SW」。カタログ燃費(WLTCモード)は、1.5Lクリーンディーゼル「BlueHDi」で驚異の21.6km/Lを達成しています。さらに1.2L直3ガソリンターボ「PureTech(17.6km/L)」やプラグインハイブリッド「GT HYBRID」もラインナップ。リアルな走行環境での実燃費や年間の燃料代・維持費はいくらかかるのか。オーナー実測データをもとに徹底シミュレーションします。
【30秒でわかる】プジョー 308 SW パワートレイン別実燃費&年間燃料代
| パワートレイン | WLTCカタログ値 | 実燃費(市街地/高速) | 年間燃料代(1万km走破) |
|---|---|---|---|
| 1.5L BlueHDi(ディーゼル) | 21.6 km/L | 16.5 / 23.5 km/L(平均19.5 km/L) | 約74,400円(軽油145円/L換算) |
| 1.2L PureTech(ガソリン) | 17.6 km/L | 12.2 / 18.0 km/L(平均14.5 km/L) | 約120,700円(ハイオク175円/L換算) |
| 1.6L PHEV(GT HYBRID) | 15.6 km/L(EV走行64km) | 14.0 / 18.5 km/L(日常EV主軸 25〜30km/L相当) | 約65,000円(電気代+ガソリン代合算) |

1. 1.5L BlueHDiクリーンディーゼルの驚異的な実燃費性能
1-1. 市街地でもリッター16km/L以上を叩き出す高効率
プジョーの「DV5型」1.5L直列4気筒クリーンディーゼルは、高圧コモンレール噴射と可変ジオメトリーターボ(VGT)を組み合わせ、最高出力130ps・最大トルク300Nmをわずか1,750rpmで発生します。ストップ&ゴーの多い日本の都市部でも、低回転から豊かなトルクを発生するためエンジンを回す必要がなく、市街地実燃費でも15.5〜17.5km/Lをコンスタントに記録します。
1-2. 高速道路巡航ではリッター23km/L超え・航続1,100kmオーバー
8速AT(EAT8)のワイドなギア比により、時速100km巡航時のエンジン回転数はわずか1,500rpm以下に抑えられます。高速道路を長距離巡航した際の実燃費はカタログ値を超える22.0〜24.5km/Lに達します。燃料タンク容量は52Lあるため、1回の満タン給油で東京〜下関間(約1,000km)を無給油で走破できる圧倒的なロングツアラー性能を誇ります。

2. 軽油価格の安さと年間燃料代の圧倒的アドバンテージ
2-1. ガソリン車比で年間約4.6万円、5年で約23万円の差額
輸入ガソリン車の多くが無鉛プレミアム(ハイオク)指定であるのに対し、BlueHDiはJIS規格の「軽油」を給油します。ハイオク(175円/L)と軽油(145円/L)の価格差は約30円/L。これに燃費差が加わるため、年間1万km走行した場合の燃料代は、ガソリン車の約12万円に対してディーゼル車は約7.4万円と、年間約4.6万円もの差がつきます。
2-2. 自動車重量税と環境性能割の減税優遇効果
クリーンディーゼル乗用車として環境基準を達成しているBlueHDiは、購入時の環境性能割が非課税または軽減され、自動車重量税も減税対象となります。ガソリン車と比較して購入時の税金諸費用が約4万〜6万円安くなるため、車両本体価格の差額(約31万円)は購入直後から実質約25万円にまで圧縮されます。

3. プジョー 新型308 SW(BlueHDi)の年間トータル維持費
3-1. 自動車税・車検・消耗品を含めた年間コストシミュレーション
年間10,000kmを走る一般的なオーナーを想定した場合の年間トータル維持費は以下の通りです。
- 軽油燃料代:約74,400円(実燃費19.5km/L、軽油145円換算)
- 自動車税種別割:30,500円(排気量1,498cc / 1.0L超1.5L以下)
- 任意保険料:約68,000円(車両保険付帯、30代・20等級)
- アドブルー(AdBlue)補充代:約3,000円(年1回・約10L補充)
- 定期点検・オイル交換費用:約25,000円
- 車検費用積立:年間約50,000円(2年毎で約10万円積立)
- 年間維持費合計:約250,900円(※月々換算で約20,900円)
3-2. 国産ハイブリッドワゴンと比べても遜色ない経済性
排気量が1.5L以下のため、自動車税は年間わずか30,500円です。月々約2.1万円という維持費は、トヨタのカローラツーリング・ハイブリッド等と比較しても月額わずか数千円の差しかありません。輸入プレミアムステーションワゴンでありながら、国産大衆車並みの維持費で乗れることが308 SW最大の魅力です。

よくある質問(FAQ)
Q1. ガソリン仕様(PureTech)の実燃費はどのくらいですか?
A. 1.2L PureTechの実燃費は市街地で11〜13km/L、高速道路で16〜18km/L前後です。1.2Lながら3気筒ターボのため軽快ですが、燃料はハイオク指定となります。
Q2. アドブルー(AdBlue)の補充はどこでできますか?
A. ガソリンスタンド、カー用品店(オートバックス等)、正規ディーラーで補充可能です。通販で尿素水タンクを購入し、給油口横の青いキャップから自身で補充することも極めて簡単です。
Q3. ディーゼルエンジンはチョイ乗り(近距離短時間)でも大丈夫ですか?
A. 片道数kmのチョイ乗りばかりを繰り返すと、DPF(粒子状物質捕集フィルター)の自動再生が完了せずススが溜まりやすくなります。月に1〜2回は高速道路やバイパスで30分以上の連続走行を行うことが長持ちの秘訣です。
Q4. PHEV(GT HYBRID)の充電コストとEV電気代は?
A. 自宅の深夜電力(1kWhあたり約18〜25円)で充電した場合、満充電(約12.4kWh)にかかる電気代は約250円〜300円です。約50〜60km走れるため、ガソリン代に比べて約半額の走行コストとなります。
Q5. ディーゼルとガソリンのどちらを選ぶべきですか?
A. 年間走行距離が8,000km以上で高速道路を使う機会が多い方には、経済性とトルク感に優れる「BlueHDiディーゼル」が圧倒的におすすめです。年間走行距離が短く街乗りメインなら「PureTechガソリン」が適しています。
