「FF世界最速に惹かれて買ったが、全幅1,890mmが広すぎて近所のスーパーやコインパーキングに停められない」「265/30R19という特殊タイヤの交換代が高すぎて維持できない」――世界中の自動車メディアから絶賛の嵐を浴びるFL5型シビックタイプR。しかし、夢の納車を果たしたオーナーたちの日常からは、カタログのスペック表には決して書かれていないリアルな不満と後悔の声が漏れ聞こえてきます。購入前に絶対に知るべき欠点と日常のデメリットを徹底検証します。
30秒でわかる新型シビックタイプRの後悔・不満点まとめ
| 不満・後悔項目 | オーナーのリアルな声 | 構造的要因・対策 |
|---|---|---|
| 全幅1,890mmの巨体 | 「一般的な立体駐車場に入らず、ドアパンチが怖い」 | 先代比+15mmワイド化。マンション立体駐車場(1,850mm制限)不可 |
| 超扁平タイヤの維持費 | 「265/30R19のタイヤ交換代が1回20万円超で悲鳴」 | ミシュランPS4S専用開発品。極薄扁平による縁石ガリ傷・パンクリスク |
| 最小回転半径5.9m | 「狭い路地のUターンで何度も切り返しが必要」 | フロントワイドトレッド+大径タイヤによる切れ角の物理的限界 |
| 4人乗り(定員4名) | 「5人乗りだと思っていたら後席中央にドリンクホルダーがあった」 | 軽量化と後席ホールド性重視のため中央席を廃止した純4人乗り設計 |
| 赤内装の日常使い | 「真っ赤なバケットシートが派手すぎて冠婚葬祭に乗っていけない」 | 赤ウルトラスエードシートの汚れやすさ・デニム色移り問題 |
日常使いで直面する「全幅1,890mm」と「最小回転半径5.9m」の壁
日本のマンション・立体駐車場(1,850mm制限)に完全非対応
FL5型シビックタイプRの全幅は1,890mm。これはトヨタのクラウンクロスオーバー(1,840mm)やハリアー(1,855mm)はおろか、ランドクルーザー250(1,920mm)に迫る堂々たるワイドボディです。先代FK8(1,875mm)からさらに15mm拡大された結果、日本の都市部に無数に存在する「全幅1,850mm制限の立体駐車場・タワーパーキング」には物理的に入庫できません。
月極駐車場を探す際にも車室幅の広い平面区画に限定されるため、駐車場代が高額化する要因となります。また、スーパーやコインパーキングに停める際も白線ギリギリとなり、隣の車からのドアパンチに常に怯えるストレスが付きまといます。

最小回転半径5.9m:Uターンや狭路での取り回しの悪さ
フロントに265mmという極太タイヤを履き、ワイドトレッド化されているため、前輪の最大切れ角が大きく制限されています。その結果、最小回転半径はなんと5.9mに達します。これは大型ミニバンのアルファード(5.6〜5.8m)よりも大回りであり、狭い路地での直角右左折や、コンビニ駐車場での切り返しで予想以上の大回りを強いられます。
タイヤ代とランニングコストの過酷な現実
1本5万円超!265/30R19タイヤの交換費用
新車装着タイヤは、シビックタイプR専用に開発された「ミシュラン パイロットスポーツ4S(265/30ZR19)」。この特殊サイズのハイグリップタイヤは、4本交換すると工賃込みで約20万〜24万円という莫大な出費になります。
さらに扁平率30%という極薄タイヤのため、路面の段差やキャッツアイに勢いよく乗り上げるとホイールを歪めたり、タイヤ側面にピンチカット(コブ)が発生して即パンクするリスクが高く、普段の運転にも神経をすり減らします。

内装・実用性の落とし穴:乗車定員4名と赤シートの維持
後席中央は座れない「4人乗り」専用パッケージ
通常のシビックハッチバックは5人乗りですが、タイプRの乗車定員は4名です。リアシート中央にはプラスチック製のトレイ&カップホルダーが固定されており、5人家族が全員で移動することは法的に不可能です。「家族みんなで乗れるスポーツカー」として検討している方は、乗車人数の制限に厳重な注意が必要です。

赤いバケットシートへのジーンズ色移りと汚れ
前席に奢られた真っ赤なウルトラスエード製バケットシートは、強烈な非日常感を演出する一方で、濡れたデニム(ジーンズ)で乗り込むと青い染料がシートに色移りして落ちなくなるトラブルが頻発しています。日常の乗り降りでもサイドサポートのウレタンが擦れてヘタリやすいため、乗り降りの所作にも気を使わなければなりません。
新型シビックタイプRの後悔・欠点に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 乗り心地は街乗りでも耐えられますか?
A. アダプティブダンパーを「COMFORT(コンフォート)」モードに設定すれば、先代FK8以上にしなやかに路面の段差をいなしてくれるため、ファミリーカーとしても十分に許容できる乗り心地です。
Q2. フロントバンパーや下回りを擦りやすいですか?
A. 最低地上高は125mm確保されていますが、フロントオーバーハングが長いため、コンビニの輪止めや急な立体駐車場のスロープでは斜めに進入しないと下回りを擦る危険があります。
Q3. タイヤを18インチにインチダウンして維持費を抑えられますか?
A. 可能です。社外の18インチホイール(18×9.5J インセット45前後等)にインチダウンし、265/35R18タイヤを履かせることで、タイヤ代を大幅に安く抑えるカスタムが定番となっています。
Q4. 盗難リスクは本当に高いですか?
A. 極めて高いです。海外での転売需要が凄まじいため、CANインベーダーやリレーアタックによる盗難被害が多発しています。社外セキュリティ(パンテーラやイグラ等)やハンドルロックの導入が必須です。
Q5. 高速道路での静粛性はどうですか?
A. 遮音材が適度に残されているため会話に困るほどではありませんが、極太タイヤのロードノイズは車内にしっかり侵入してきます。
