304馬力・新開発8速DATを引っ提げて進化した「トヨタ 新型GRヤリス(GXPA16型)」。ラインナップには、モータースポーツ競技ベースの『RC』、標準公道スポーツの『RZ』、そして前後トルセンLSDとBBS鍛造ホイールを奢るフラッグシップ『RZ High performance』の3つのグレードが設定されています。車両本体価格349万円から533万円までの約184万円の価格差の中で、あなたの用途に最も合致する買い得グレードはどれなのか?『安易に選んで後悔する損なグレード』と『満足度最強のベストバイ』を忖度なしで判定します。
| 競技ベース RC (6MT:3,490,000円 / 8DAT:3,840,000円) | オーディオレス・17インチ・遮音材削減の完全モータースポーツベース(日常使いには不向き) |
|---|---|
| 標準公道スポーツ RZ (6MT:4,480,000円 / 8DAT:4,830,000円) | 18インチ鋳造・快適内装標準。ただし前後トルセンLSDが非装着で後から追加すると大損 |
| 本命最上級 RZ High performance (6MT:4,980,000円 / 8DAT:5,330,000円) | 前後トルセンLSD・BBS鍛造・冷却スプレー標準。装備コスパ最強でリセールも圧倒的トップ |
| 買ってはいけない注意グレード | 日常使い目的での『RC』購入、およびスポーツ走行目的での『RZ』購入(トルセンLSDなし) |
| おすすめ判定の結論 | 公道スポーツ・サーキット・リセール価値すべてにおいて『RZ High performance』一択 |
新型GRヤリスの全貌、グレード比較、実燃費、荷室実用性、見積もりシミュレーションをまとめた総合購入ガイドはこちらをご覧ください。
新型GRヤリス 完全購入ガイドを見る ▶全3グレードの諸元・主要装備差・価格差の詳細比較
RCとRZの約99万円差:日常装備と安全装備の格差
競技用ベースのRC(349万円)と標準RZ(448万円)の価格差は約99万円です。RCはラリー参戦を前提としてエアコンすら非装着(メーカーOP設定)、オーディオレス、遮音材削減、17インチブレーキ&ホイールとなっています。RZでは18インチ大径ブレーキ、ディスプレイオーディオ、スマートエントリー、Toyota Safety Sense、フルオートエアコンが一括で標準化されます。
RZとRZ High performanceの50万円差:装備価値の圧倒的バーゲンプライス
RZ(448万円)と最上級RZ High performance(498万円)の価格差はわずか50万円です。この差額の中に、前後トルセンLSD(部品+工賃で約40万円相当)、BBS製18インチ鍛造アルミホイール(4本約40万円相当)、ミシュラン・パイロットスポーツ4S、インタークーラー冷却スプレー、プレミアムスポーツシートが含まれます。単品で揃えれば100万円以上の価値があり、50万円の差額は破格のバーゲン設定です。
なぜ一般ユーザーが『RC』や『RZ』を安易に選ぶと後悔するのか?
競技ベース『RC』を日常使いで買って後悔する理由
RCは遮音材や吸音材が徹底的に削ぎ落とされているため、走行中はタイヤが巻き上げる小石の音やデフのギア鳴り、ロードノイズがダイレクトに車内に響き渡ります。オーディオのスピーカー配線すら省略されているため、街乗りでの快適性は皆無です。ラリーやダートトライアルの競技車両製作用と割り切れない限り、一般購入は避けるべきです。
スポーツ走行目的で『RZ』を選んで後悔する理由(トルセンLSDなし)
標準RZの駆動系は、前後のディファレンシャルがオープンデフ(LSDなし)となっています。ワインディングのタイトコーナーやミニサーキットでアクセルを踏み込むと、イン側タイヤが空転してトラクションが抜けてしまいます。後から社外機械式LSDを組もうとすると前後工賃込みで40万〜50万円以上かかるため、最初から前後トルセンLSDが付いているHigh performanceを選ばなかったことを激しく後悔することになります。
あなたの使い方に合わせた失敗しないグレード決定基準
ラリー・ジムカーナ等の競技参戦ベースなら『RC』
納車直後にロールケージを組み、足回りを競技用サスへ全交換し、社外LSDやフルバケットシートを組むモータースポーツ参戦者には、余計な純正パーツが付いていない最安値の『RC』が最も無駄のないベース車両となります。
公道スポーツ・サーキット・リセール最強を狙うなら『RZ High performance』一択
街乗り、ワインディング、高速ツーリング、サーキット走行会、そして将来手放す際のリセールバリューに至るまで、すべての領域で圧倒的な満足度を約束してくれるのが『RZ High performance』です。6速マニュアル(498万円)か新開発8速DAT(533万円)かのトランスミッション選びにのみ集中し、グレードはHigh performance一択で選ぶのが絶対に後悔しない黄金ルールです。
新型GRヤリスに関するよくある質問(FAQ)
Q. 新型GRヤリスで最も売れている人気ナンバーワングレードは何ですか?
全体の販売比率の8割以上を『RZ High performance』が占めています。中古車市場でも指名買いが集中するため、リセールバリューの観点からもHigh performance一強です。
Q. 新開発8速DATはRZ High performanceでも選べますか?
選べます。RZ High performance GR-DAT(5,330,000円)としてラインナップされており、AT限定免許のドライバーでも世界最先端のWRC四駆モンスターを操ることができます。
Q. インタークーラー冷却スプレーは日常の街乗りでも使えますか?
使用可能です。車内のスイッチを押すと、フロントグリル奥のノズルからインタークーラーコアへ向けて水が噴射され、吸気温度を急速に下げてパワー低下を防ぎます。トランク内の専用ウォッシャータンクに水道水を補充して使用します。
Q. RCグレードに後からエアコンを付けることはできますか?
新車注文時のメーカーオプション設定(マニュアルエアコン:約13万円)でのみ装着可能です。納車後の後付けは配管やエバポレーターの設置が極めて困難で数十万円以上の高額費用がかかります。
Q. BBS製鍛造ホイールは標準RZにオプションで付けられますか?
付けられません。BBS製鍛造18インチアルミホイールはRZ High performance専用の標準装備となっており、標準RZにはメーカーオプション設定すらありません。
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